今年から北海道の農家さんの協力を得て、ゆめちからの栽培の様子をお届けして行きたいと思います。
本場のゆめちから栽培がどのように行われているのか。今回は、第一弾として播種の様子をお届けします!
 
北海道のオホーツク地方に位置する美幌町の畑では9月23日にゆめちからを播種しました。
大規模な畑での播種はトラクターを使って行います。トラクターの後ろに取り付ける専用の播種機に、
ゆめちからの種子を満載して、畑の中を走ります。使っている種は、みなさんと同じ消毒をした種。
農家ではすでに消毒済みの種を購入して使います。
 
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播種機は約15センチ間隔の畝に種を落として、土を寄せて、鎮圧まで自動でやってくれます。
トラクターでは走った地面には均一な畝が、畝の中には種がきちんと入っています。
ここの畑では10 a(アール)あたり約8.8 kgの種をまいています。
小麦栽培に大切な土作り。種を蒔く前に、畑10 aあたり72 kgの化成肥料を施肥します。
 
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肥料成分は、次の通り。
アンモニア性窒素 10.0 %
く溶性リン酸 15.0 %
 (内水溶性リン酸) 8.0 %
水溶性加里 7.0 %
く溶性苦土 3.0 %
加里はカリウム、苦土はマグネシウムです。く溶性というのは溶けにくいということ。
肥料をまいた後はトラクターにロータリーという耕運機をつけて土の表面をかき混ぜて耕します。
この作業も種まきと同じ9月23日に行いました。
施肥して、種をまいたその後は、雑草対策で除草剤も散布します。使用する除草剤はゴーゴーサン乳剤。
この除草剤は、土壌処理剤と言って、畑の表面に薄く薬剤の膜をつくって、
表面に落ちている雑草の種の発芽を妨げる効果があります。
これをまいておけば、雑草が生えてくるのを40〜60日間抑制できます。除草剤散布ももちろんトラクター。
24日の夕方頃に散布しています。
 
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ここまでやって、種まき作業は一段落。一週間ちょっとしたら畑から次々と小麦の芽が出てくるはず。
これから月一回程度、北海道で実際の農家さんが栽培したゆめちからの様子をお伝えしますのでご期待ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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