お世話になっております。リバネスの小山です。

日差しは春めきつつある中でまだ寒い日が続いていますが、みなさんも小麦もお元気ですか…?

今回のミッションは【起生期追肥】と【幼穂観察】です。
 

<起生期追肥>

寒い中、皆さんの小麦もじわじわと大きくなっています。

観察をし続けていると、地面にはいつくばるように生えている小麦の茎が、

 やがて上に向かって立ち上がり始めます。

それが「起生期(きせいき)」に入った証拠です!

 

リバネス大阪本社ではこの通り!
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起生期に入ったら、起生期追肥(ついひ)を行いましょう。

起生期の追肥は、葉の枚数を増やすなど、植物体を作ることに使われます。

私たちがまいた秋まき小麦は3月に最高分げつ期を迎えるので、

「穂の数」および収量に関わる追肥として重要なポイントです。

 

追肥の方法】
・肥料の硫安をプランターごとに量っておきます。
※量ったらカップや袋に入れマジックで何グラムか書いておくと間違いません

・次にプランターの処理区をしっかり確認し、硫安をプランターにまんべんなく播きます。
※雨の日に施肥すると葉に肥料が付きやすいので晴れた日にやりましょう

 

肥料は株と株の間に播くのが一番良いです。

繁茂している場合、葉の間に硫安が入ってしまいますが、そのままにすると硫安が溶けて葉にダメージを与えてしまうので、振り落としておきましょう。

 

<幼穂観察>

今プランターの小麦はただの葉っぱのように見えていると思いますが、茎の中に「穂」の元ができ始めています。

この小さな「穂」の赤ちゃんを幼穂<ようすい>と呼びます。
 

  1. 比較的大きく成長している調査区の小麦を根から抜いたもの

  2. ハサミ

  3. 顕微鏡

上記の4つを用意して、幼穂の観察をしてみましょう!

 

穂の元になる「幼穂(ようすい)」の成長の様子を

ぜひ観察してみてくださいね。

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■【ミッション動画】幼穂観察をしよう

https://youtu.be/I88qoCCInX8

 
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