こんにちは!精道三川台総合科学部です。

本校でのゆめちから栽培がいよいよ始まります。
まずは栽培場所をどこにするか?という問題ですが、拓けていて雑草などが近くに無く、日当たりが良好で風通しが良いところ……ということで、屋上に決定しました。
普段は施錠されて入ることが許されない屋上に行けるとあって、生徒たちはちょっとワクワクしています。


…が、早速まず第一の試練が!
合計12箱におよぶ土の詰まった段ボールを1階から屋上へと運ばねばなりません。
2回、3階、そして屋上へと階段を使い上っていきますが、いったい何往復すればよいのか?と思ったところ、それを見た中学生や高校生が手伝ってくれました。
どうにかダンボールを運びましたが、次の試練が…
プランターの準備と土づくりです。
プランターも鉢底石も土も指定されたもので、プランターに入れる量も決まっています。
プランター1つあたりに必要となる量は鉢底石約7L、土約57L。ところが鉢底石は1袋10L、土は1袋16L……。
栽培条件は揃えたいので、計量容器を使いながら入れていきました。
そして、肥料となる硫安を混ぜ込んで土づくりは完成!
放課後の活動でしたが、辺りはもう真っ暗です。
11/18(火)、この日は土の運搬と準備で終わりました。
本校では水曜日の放課後は部活動含め活動禁止のため、播種は2日後に行うことにしました。
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そして次の試練。
種子の殺菌です。
55℃の水で5分間殺菌、すぐに水につける、その後乾燥させて……。
水曜日の放課後に教員が行いました。
簡単そうで意外と大変。
特に乾燥が大変で、一晩扇風機で風をあたえて乾燥させました。

種子殺菌


さて、いよいよ11/20(木)播種当日。
この日のために準備していたものがあります。播種用の治具です。
これを使って、すべてのプランターに均一に種子を蒔いていきます。
マニュアルにあった播種面積がプランターの外径だったので、予定量の50近くの種子は蒔けず、プランターあたり44個の種子を蒔くことになりました。
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そして、最後であり一番大変だった試練である灌水(水やり)です。
そこから水が出てくるまでたっぷりと水を与えるのですが、57Lにもおよぶ土!
じょうろで2度、3度やっても全く水が出てきません!
しかも屋上近くには水道がないため、1フロア降りて水をくむことの繰り返し!!
じょうろでは間に合わないので、バケツを使って水をどんどん運び、じょうろに移して水を与えていきました。
灌水だけで30分を越え、1時間近くかかってしまいました……。
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とにもかくにも何とか播種まで終えました。
今後どう成長するか楽しみです。


ところで、プランターの数がやけに多いのに気づいた方もいるかもしれません。
予定では基準区3、研究区3、調査区1の合計7つでよいのですが、4つ多くあります。
勝手ながら精道三川台の「独自研究区」として4つの条件を準備しました。
どのような条件なのかはまた後日紹介します。
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