こんにちは、北海道美幌町「さいこうファーム」の吉田です。
美幌町の畑もついに雪解けし、久しぶりに土が見えてきました。
もちろん、冬を乗り切ったゆめちからの姿も観察できます。
畑の脇に設置した「KAKAXI」の画像をみると、今年は12月17日に雪がつもり始めたので、
実に100日以上ぶりです。

 

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▲12月16日15時の畑の様子

 

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▲12月17日15時の畑の様子。この日からゆめちからはずっと雪の下でした

 

<雪解け直後のゆめちからの様子>
3月31日のゆめちから畑、一部に雪が残り雪解け水が溜まっているものの、小麦の緑色で染まっています。
毎年のことではありますが、長く雪の下にいたにも関わらず
元気な姿を保っている小麦のたくましさには驚かされます。

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▲ようやく小麦が顔を出しました

 

今月は3ヶ月ぶりに姿を現した小麦のサイズを計測してみました。
サンプルとして3個体を調べてみたところ、分げつ数は11〜12、草丈は16〜18cm。
11月25日の計測値は分げつ数が8〜11、草丈が15〜19cm、
12月3日は分げつ数が6〜9、草丈が19〜21cm。
分げつ数がわずかに増えていたようですが、ほとんど成長を止めて、春の訪れを待っていたようですね。

 

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▲葉先が黄変していますが、中心部や小さな分げつはとても元気そうでした

 

<オホーツクの農業も始まっています>

雪に覆われた冬が終わり、オホーツクの農業も始まっています。
広い農地にポツポツと並ぶビニールハウスの中ではビート(てんさい)や玉ねぎの苗が育てられています。
雪解け水が引いて畑が乾いたらすぐに作業ができるように、
農家さんは肥料の準備やトラクターの点検を進めています。

 

私たちさいこうファームも今年最初のブロッコリーの種を播種しました。
夜は0℃以下になることもあるので、ビニールハウス内に小型のビニールハウスのような
トンネルも使った温室栽培です。
いよいよ新規就農一年目のさいこうファームの農業も始動です。

 

雪の下からついに顔を出したゆめちから、ここからは一気に大きくなってくるはずです。
北海道のゆめちからの成長をぜひお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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